30代前半まで鬱状態人生から解放されそうな物語

30代前半まで人と接するのが苦痛に感じていた人生をやり直していく日記・物語

食事療法でうつ病を改善するには

藤川診療内科クリニックの医院長である藤川先生が推奨されています食事療法について、紹介していきたいと思います。

藤川先生は今回紹介する内容の『うつ消しごはん』という本のほかにも、『薬に頼らずうつを治す方法』、『うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった』、『分子栄養学による治療、症例集』と多数の本を出版されており、アマゾンや楽天が本が売り切れになったり、本の中で紹介しているサプリメントが売り切れてしまう現象が起こるぐらい、藤川先生を頼られている方多いようです。

 

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たんぱく質・鉄の重要性

 

藤川先生は特に「鉄とプロテインたんぱく質)」の重要性を説かれていて精神科医の先生なんです。

いろいろな患者さんが来られている中で、そういった患者さんにプロテインをおすすめしているそうです。
来た患者さんにプロテインをお勧めする理由とは?藤川先生が仰るには、

 

全員たんぱく質不足だからです。普通に食事をしている人は全員たんぱく質不足です。これが全ての病気の原因に繋がっています。うつ病パニック障害、結合失調症に限らず、ほかの病気では膠原病アトピー、ガンとかすべてにおいて。

 

健康維持のためには

 

 プロテインスコア換算で 体重×1g

 

   のたんぱく質が必要なんですが、量というのが、

 

卵3つでたんぱく質 約20g、

肉200gでたんぱく質 約30g 

 

つまり50キロの体重の人であれば、卵3つと肉200gでたんぱく質が50gがとれるということ、病気の予防ということであれば、それだけ摂れている人が世の中にどれだけ居るのか、おそらくほとんどいないそうです。

 

65kgの男性だったら、卵3個で20g+肉300gで約45g=たんぱく質65g これが最低量です。


普通の食事じゃこの量を摂るのは無理だと思います。しかも毎日毎日これを下回ってはいけないという最低量です。
だから、たんぱく質不足を補うためにはプロテインを上手く利用するのが賢い選択だと思います。健康を維持するためには 体重×1g。 病気からの回復にはもっとたんぱく質必要になってきます。慢性疾患からの回復には体重×1.5gもしくは体重2g。それだけのたんぱく質を食事からだけで摂るのは不可能ですよね。そこはプロテインで絶対に補うべきだと思います。

 

特に男性よりも女性の方がたんぱく質不足は深刻です。

女性は毎月、生理でたんぱく質を失い、男性よりも必要量が多いということになります。プラス男性ほど食事で量が食べれない。旦那さんより肉を食べれる人だったらいいですが。現実的には旦那さんの半分くらいしか食べれない人がほとんどですよね。だから、非常に足りていないんです。あと、妊娠、出産でも失われます。

だから、食事摂取基準でも妊娠期、授乳期のたんぱく質を必要量プラスされてます。

それでも足りてないのが現実です。普段の1.5倍は絶対必要です、妊娠中、授乳中は。自分の身体を維持するためとお子さんを育てる、つまり1.5倍必要です。

たんぱく質は体に蓄えられないというのもポイントです。1日3回、常に補給しておかないと、すぐにたんぱく質が足りなくなるので、非常に重要です。

 

 

たんぱく質を摂取する理由

 

藤川先生の患者さんでプロテインを飲んでくれた人は回復が早いそうです。一方で飲んでくれない人もいるみたいですが、飲んでくれない人と比べるとやっぱり早く元気になるようです。

たんぱく質を摂ることによって何が働いてどういう風によくなっていくかといいますと、薬の効きが圧倒的に良くなります。薬は代謝酵素を阻害する、何とかブロッカー、なんとか拮抗剤とかなどが含まれます。

代謝酵素に作用するのが薬ですから。代謝酵素自体がたんぱく質です。たんぱく質がしっかりあって、代謝酵素がしっかりした量があれば、少ない薬の量でよく効きます。逆にたんぱく質が足りてないと薬が効かない。効かないから薬を増やす。増やしても
効かない。増やすと今度は副作用がでる。という悪循環になってしまいます。

たんぱく質プロテインなどで、しっかりと摂ってもらうことによって、消化器官の機能も整いますし、消化酵素も増えて、それですべてが整うことで、吸収も上がって代謝酵素が活性化して、いいことづくしになるということです。

 

  

 

藤川先生が患者さんが来られた時に、勧めている量。患者さんに1日何回ぐらい飲むように仰っているのか?

 

 それは最低1日2回です。朝と晩の2回です。

 

飲んだプロテインは数時間で効果が切れちゃうんです。だから、1日1回だと効果が乏しい。1日2回以上飲むと圧倒的にいい。最低2回です。できれば、1日に3回、4回、5回。特に慢性疾患や重病を抱えている人はそのぐらい飲まないと追いつかないです。

 

1回のたんぱく質摂取量は多く摂っても大丈夫なのか?

 

患者さんに進める場合は、プロテイン20g×2回、朝20g、晩20g。この量をまず飲めるようになることだそうです。飲めない方が非常に多く、まずその量をちゃんと飲めて継続できるようになることをまずやって、それが飲めるようになれば、もっと飲めばいいし、30g×3回ぐらい飲んでもいいそうです。その人の目標か吸収能力によってプロテインの量を増やしていく。たくさん飲めれば、さらに効果があります。

たんぱく質の過剰摂取について心配する声がありますが、

体重kg×4.4gまでは安全となってます。

体重kg×4.4gっていうのは相当な量になります。

体重50kgの人でしたら、50kg×4.4g=220g です。

65kgの人だったら300gくらい(65kg×4.4g=286g)つまり、プロテイン1kgなら3日で飲み干す量。それだけ飲むと吸収できないからトイレに直行することになります。どんなに吸収能力がいい人でも、1日300g飲めばそうなります。だから、たんぱく質の過剰摂取はありえないようです。腹一杯になるし、お腹が下る。吸収出来ないので、実質的に、たんぱく質の過剰摂取はない。先生が仰るには飲めるだけ飲みなさいということです。

 

 

たんぱく質を摂ることによる精神面への影響

 

たんぱく質をとることによって精神状態はメンタル的に強くなるそうです。神経伝達物質セロトニンドーパミン)を作るのに、原料がアミノ酸なので、プロテインたんぱく質)が成分として近い。補酵素として、鉄やビタミンB群をしっかりと摂った方が精神伝達物質がしっかりとできるから、気分が安定します

セロトニンは精神がリラックスするって言われます。精神伝達物質の材料になるというところから精神的な安定に繋がるということなんです。

 

緊張したりする気持ちにもプロテインは影響します。緊張しやすい人には?

 

 プロテインナイアシンをお勧めします。

 

 理由はナイアシンはL-トリプトファンから作られるが、非常に効率が悪いんです。L-トリプトファンアミノ酸ですが、ナイアシンをしっかりと摂取しておくとL-トリプトファンセロトニンになりやすくなり、リラックスしやすくなる。L-トリプトファンナイアシンを作る方向に働くのではなくて、L-トリプトファンセロトニンを作る方向に働きます。プロテイン+ナイアシンは非常に気持ちをリラックスさせてくれます。

 

プロテインたんぱく質)をきちんと摂取することによって、薬の効果を良くしたり、その結果、薬の量を減らせることに繋がります。また、たんぱく質をとることによって、精神的にもリラックスした状態になるメンタル的に強くなるようです。体重×1gの量のたんぱく質を毎日食事で摂ることは難しいですが、プロテインで補うことによって、私たちの健康維持に役立ってくれますので、精神疾患、そうでない方も、病気を防ぐ意味でプロテインを摂取してみてはいかがでしょうか?

 

 

個人的に飲んだもので、ココアのみの味がしておいしかったプロテインを貼っておきます。

 

 

今回の内容が書かれている本です。

 

 

参考資料

www.youtube.com

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